【2023最新】種類や機能を徹底比較！扇風機おすすめ10選|暑い夏を乗り切ろう

扇風機を買おうと思ったときに「扇風機は種類もメーカーも多い！」と感じた方は多いと思います。「さまざまな扇風機を比較できたら、自分に合ったモデルを見つけやすくなるのに...」と考えた方もいるのでは？

扇風機の比較方法としては、サーキュレーターやエアコンとの比較・扇風機の種類ごとの比較・性能で比較・メーカーで比較などが挙げられます。あらゆる角度から比較することで、使用用途や使用シーンに合った扇風機と出会えるでしょう。

そこで本記事では、扇風機をあらゆる面から徹底的に比較します。最後にはおすすめの扇風機も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

扇風機は暑い日に涼んだり風を送ったりできる家電です。しかし、扇風機だけでなく、エアコンやサーキュレーターも同じような用途で使います。ここでは扇風機とエアコン、サーキュレーターの特徴や違いを改めて紹介します。

まずは、扇風機・サーキュレーター・エアコンの特徴をそれぞれ紹介します。扇風機・サーキュレーター・エアコンの中でどれを購入するか悩んでいる方は、ここでどの家電が適しているのかチェックしてください。

扇風機は小型のモーターを内蔵し、羽を回転させることで風を送ります。主に夏の暑い時期に涼むために使われ、広範囲に風が届く仕組みです。また、定番のリビングファンや壁掛け扇風機、携帯用扇風機などさまざまな形状のモデルが販売されています。使用用途や使用シーンに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。

サーキュレーターも扇風機と同じように、羽を回転させることで風を作り出す家電です。ただし、サーキュレーターは扇風機とは異なる使用用途で使われます。サーキュレーターは涼むためではなく、空気を循環させるために使われる家電です。また、扇風機は広い範囲で風を届けられるのに対し、サーキュレーターは遠くまで風を直線的に届けます。

エアコンはエアーコンディショナーを略したもので、室内の空気の温度・湿度を調節する家電です。また、冷房・暖房の両方に対応しているため、扇風機とは違って夏も冬も使用できます。エアコンを付ければ部屋全体を快適な温度になるように調節でき、風に直接当たらなくても涼むことができます。扇風機の風が苦手な方はエアコンがおすすめです。

まず、扇風機とサーキュレーターではそこまで電気代に大きな差はありません。どちらを使っても電気代はそこまで変わらないので、使用用途に合わせて選ぶのがポイントです。一方で、エアコンだけ稼働させた場合と扇風機のみ使用した場合では、電気代の差は10倍以上に膨らます。

エアコンと扇風機で比べた場合は電気代の差がとても大きいです。さらに詳しく知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。

扇風機といえばリビングに置いて使うタイプのものがメジャーですが、実はさまざまな形状・種類があります。ここでは扇風機の種類やその特徴を解説するので、扇風機を購入するときの参考にしてください。

扇風機の中でも床に置いたり壁に設置したりして使うものを据え置き型扇風機といいます。据え置き型扇風機はリビングファン・タワーファン・壁掛け扇風機・業務用扇風機などに分けられます。使用用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

リビングファンは扇風機の中でも、最もベーシックで馴染みのある種類です。上下左右首振り機能や高さ調節機能を搭載したモデルが多く、状況に合わせて風の向きを調整できます。羽の大きさはモデルによって異なりますが、20~30cmくらいの大きさが主流です。また、ベーシックな扇風機なので、他の種類に比べてラインナップも豊富にそろいます。

タワーファンは先ほどのリビングファンとは違って、スリムなボディが特徴です。本体が細長いので、設置場所や収納スペースに困りません。また、デザイン性に優れたモデルが多いのでインテリアとの調和を意識したい方にもおすすめです。ただし、タワーファンは上下の首振りは苦手なため、リビングファンのように上下左右自由に風を送りたい場合は向きません。

壁掛け扇風機は名前の通り、壁に掛けて使う種類です。壁に取り付けて使うので、置き場所は必要ありません。キッチンや脱衣所のように、スペースが狭い部屋で使うのにおすすめです。また、高い位置から送風することで、室内の空気をより効果的に循環させられます。ただし、壁掛け扇風機は壁にネジで留める必要があり、穴あけの手間がかかるのがデメリットです。

業務用扇風機は、家庭用扇風機に比べて大型モデルが多いのが特徴です。屋外で作業するときや工業施設で働くときに活躍します。スタンドタイプや据え置きタイプ、壁掛けタイプなど種類があり、使用用途や場所に合わせて使い分けられる点も特徴です。家庭用扇風機よりも羽のサイズが大きく、パワフルな風を送ります。

扇風機といえばリビングに置いて使うイメージが強いですが、最近は小さくて持ち運びやすい携帯扇風機も登場しています。また、卓上で使える小型扇風機もあり、オフィス用扇風機としておすすめです。ここでは携帯・小型扇風機の種類とそれぞれの特徴を紹介します。

ハンディ扇風機は携帯しやすいコンパクトなサイズで、歩きながら涼みたいときにピッタリです。歩きながら涼しい風に当たることができるため、夏の通勤・通学や旅行で活躍します。USB充電できるモデルが多く、外出中に電池がなくなってもモバイルバッテリーで充電できるのがポイントです。デザイン性にも優れており、おしゃれなハンディ扇風機が販売されています。

卓上扇風機は名前の通り、デスクやテーブルなどに置いて使う扇風機です。机の上に置いても邪魔にならないくらいの小さなモデルが多く、省スペースで使えます。自宅はもちろん、オフィスのデスクで使うのもおすすめです。また、給電方法はUSB充電や乾電池、コンセントなどに対応しており、使用環境に合わせて選べます。

首や肩にかけてハンズフリーで使えるものを首掛け扇風機といいます。首や肩に掛けて使うため、手を塞がずに涼しい風を顔や頭に当てられるのが特徴です。ハンディ扇風機は手で持つ必要がありますが、首掛け扇風機なら荷物で両手が塞がっているときでも使用できます。さまざまなデザインの首掛け扇風機が販売されており、プレゼントにもおすすめです。

USB扇風機は通常の扇風機と異なり、USBケーブルで充電できるのが大きな特徴です。パソコンから給電するのはもちろん、モバイルバッテリーに対応していれば外出中でも手軽に充電できます。USB扇風機は主にハンディタイプと卓上タイプに分かれており、コンパクトなものが多いです。また、モデルによっては乾電池で使えるものもあります。

扇風機を選ぶときは、性能や搭載機能などをチェックする方は多いと思います。ここでは扇風機の性能や搭載機能、見た目などを比較しながら紹介するので、扇風機を買う予定がある方はぜひチェックしてください。これから紹介するポイントを押さえて、自分に合ったモデルを見つけましょう。

扇風機はモーターで羽を回転させています。扇風機で使用されるモーターには、ACモーターとDCモーターの2種類があることはご存じでしょうか。ACモーターとDCモーターではそれぞれ特徴があるので、扇風機を購入するときはどちらのモーターを採用しているか確認してください。

ACモーターは価格が安い扇風機で採用されることが多く、耐久性にも優れています。ただし、DCモーターに比べて回転を細かく制御することが苦手なので、風量の調節も段階的であるのが弱点です。DCモーターよりも安く購入できる扇風機が多いため、コストパフォーマンス重視で選ぶ方におすすめします。

DCモーターはACモーターに比べて値段が上がりますが、省エネ性能に優れているのが特徴です。消費電力を節電できるため、ランニングコストを抑えられます。また、細かく風量を調整できるので自然の風のように優しく送風できるのもメリットです。優しく送風できる、微風モードやおやすみモードを搭載した扇風機もあります。

下記記事では、ACモーターとDCモーターの違いを解説していますので気になる方はぜひチェックしてみてください。

扇風機は羽があるモデルが主流ですが、最近は羽なしモデルも人気があります。羽あり扇風機と羽なしの扇風機では風質や静音性も変わってくるため、実は大事な確認ポイントです。羽あり扇風機と羽なし扇風機の特徴や違いをここで確認しましょう。

定番の羽ありタイプは風量が大きく、風をしっかりと感じられるのが特徴です。弱風から強風まで幅広い風力で送風できます。また、羽なしの扇風機に比べて動作音が小さいのがメリットです。就寝時に扇風機を使いたい方は羽ありの静音性に優れたモデルをおすすめします。さらに、羽ありタイプは首振り角度が広いのもポイントです。上下の角度調整に柔軟に対応します。

羽なしタイプの扇風機は、風量は小さくなりますが気流を制御しやすいのが特徴です。効率よく室内の空気を循環させられ、エアコンと併用すればより涼しく過ごせます。ただし、羽なしタイプの扇風機は空気の流れが複雑になるため、稼働音が大きくなりやすいです。就寝時に使用したい場合は、稼働音がどれくらいなのか事前に確認することをおすすめします。

扇風機の制御方式は、メカ式とマイコン式の2種類に分けられます。制御方式は簡単にいえば、操作方法のことです。ここではメカ式とマイコン式の特徴をそれぞれ解説するので、扇風機を選ぶときはどちらの制御方式なのか確認してください。

メカ式の扇風機は、ダイヤル操作で風量を調節できます。カチカチとダイヤルを回すだけで調整でき、誰でも簡単に使えるのが特徴です。また、メカ式の扇風機はマイコン式よりも搭載機能が絞られ、細かな風量調節は得意ではありません。コストパフォーマンスがいいモデルが多いので、安い扇風機を探している方におすすめです。

マイコン式はボタン操作ができるタイプで、メカ式に比べて搭載機能が多いのが特徴です。ボタンを押すとピッと電子音が鳴ります。リモコン付きのモデルも多く、離れた場所からでも電源のオンオフや風量調整などできるのがメリットです。風量の調節は弱・中・強だけでなく、リズム風にも対応しています。

「扇風機なんてデザインはどれも同じでしょ？」と思っている方がいるかもしれませんが、実はデザイン性に優れたモデルもあります。特にリビングファンやタワーファンは意外と大きく、部屋の印象も左右するのでデザインにはこだわるのがおすすめです。

扇風機といえば、白いボディを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、最近は白以外の黒や木目調などの扇風機を展開しているメーカーも多いです。部屋の雰囲気やインテリアとの調和を考えて選ぶ場合は、扇風機本体の色をチェックしてください。黒や木目調の扇風機なら、生活感があまり出ないのでおしゃれにまとまります。

扇風機は基本的にどれも同じ形状ですが、見た目にこだわるならデザインに注目してみましょう。特に、羽なしの扇風機はおしゃれなモデルが多く、リビングに置いてもスタイリッシュな印象を与えます。また、扇風機の中でもハンディ扇風機や首掛け扇風機はデザインのラインアップが豊富です。キャラクターデザインのモデルもあり、プレゼントとしても喜ばれます。

扇風機の中には、温度センサーやチャイルドロックなどの便利な機能を搭載したモデルもあります。温度センサーがあれば室内の温度に合わせて風量を自動で調整し、チャイルドロックがあれば子供がいても安心して使用できるのがメリットです。

また、扇風機の種類やモデルによってお手入れ方法も異なります。分解して掃除できるモデルもあれば、中の掃除が難しいモデルもあるので、購入前にチェックするのがおすすめです。

扇風機を購入する際は機能や見た目も重要ですが、価格も大事なチェックポイントです。ここでは扇風機を扱うメーカーを5つピックアップし、価格帯も紹介します。どのメーカーがいいか悩んでいる方は、ぜひご覧ください。

マキタは電動工具が有名なメーカーで、ケーブルレス掃除機やコーヒーメーカーは人気があります。そんなマキタも扇風機を販売しており、アウトドアシーンでも活躍するモデルが多いのが特徴です。風量がパワフルで、しっかりと風を送ってくれます。価格帯としては6,000~9,000円のモデルが多く、1万円以下で購入できるのが嬉しいです。

コードレスのサイクロン式掃除機が人気のダイソンからは、羽なしのスタイリッシュな扇風機が販売されています。扇風機として使う以外にも、空気清浄を行ったり温風を送ったりできて機能性に優れているのが特徴です。また、見た目がスタイリッシュなのでおしゃれなインテリアともよく調和します。価格は2~6万円で展開されており、他のメーカーよりもややお高めです。

シャープは空気清浄機や洗濯機など、さまざま家電を販売する日本のメーカーです。シャープでは、リビングファンと壁掛け扇風機の2つを販売しています。また、プラズマクラスター搭載モデルを販売しているのが大きな特徴です。価格は1~2万円で購入できるモデルが多く、機能性に比べて価格は抑えられています。サーキュレーターとして使えるものもあり、1年を通して使えるのが魅力です。

パナソニックはエアコンや洗濯機などを扱う、日本を代表する家電メーカーです。パナソニックでも扇風機を販売しており、リビングファンと壁掛け扇風機を扱います。また、スタンダードモデルとハイグレードモデルに分かれているのも特徴です。

1~2万円くらいのモデルがメインですが、中には10万円以上の高価なモデルも販売されています。幅広く展開しているので、自分に合ったモデルを探しやすいです。

山善はさまざまな家電を扱っており、どれも購入しやすい価格設定なのが特徴です。コストパフォーマンスが高く、他メーカーよりも気軽に購入できます。山善ではリビングファンや壁掛け扇風機、ハンディ扇風機も扱っており、ラインアップがとても豊富です。リビングファンや壁掛け扇風機であれば、5,000~1万円で購入できるモデルがそろいます。

先ほど紹介したメーカーから人気のあるモデルをピックアップし、表にまとめました。性能や値段などを一覧にしたので、比較したい方はぜひ参考にしてください。

今回はさまざまな扇風機を色々な面から比較してみましたが、いかがでしょうか。自分に合った扇風機が見つかった方もいると思います。扇風機といっても、最近はバリエーションがとても豊富です。今回の記事を参考にしながら、自分に合った扇風機をぜひ見つけてください。