マキタ扇風機おすすめ3選｜キャンプでも使える！スノーピークコラボとの違いも

マキタは電動工具・木工機械などを手掛ける総合電動工具メーカーです。家電では掃除機が有名ですが、近年はキャンプブームとともに、バッテリー式の小型扇風機も人気を集めています。

マキタの扇風機は持ち運びしやすい小型サイズながらも風量はパワフルで、サーキュレーターとしても使用可能です。何よりバッテリーの種類によっては最長21時間の連続稼働も可能です。

この記事ではマキタの扇風機の魅力・おすすめモデル・動かなくなったときの対処法など、気になるポイントを解説します。さらに扇風機に関する421人を対象にした読者アンケートの結果も紹介します。

☆この記事を読めばマキタの扇風機からお気に入りが見つかります！

マキタの扇風機はバッテリー充電式なので、コンセントがない場所で使用が可能です。ACアダプターが付属しており、自宅ではコンセントでの使用も可能なため、アウトドア時と使い分けられます。

バッテリーは基本的に別売りで、扇風機それぞれに対応しているV数があります。Vが合わないと使用できません。V数が大きいほどパワーが強く、弱モードで21時間・強モードで9時間と、長時間使えるタイプも人気です。

マキタの扇風機は、一部バッテリーとセット販売されている場合もありますが、基本的に別売りです。マキタ製品なら電動工具や掃除機と同じバッテリーが使え、兼用可能です。

製品それぞれに対応したV数があるので、すでにマキタ製品をお持ちの方は兼用できるモデルを選ぶのをおすすめします。

どのバッテリーと互換性があるのか分からない方は、マキタのカタログで分かりやすく表にされているのでぜひチェックしてください。

マキタの扇風機は他社の携帯型扇風機と比べて風量が強く、離れた場所でも風が届きやすいです。パワーがあるので野外での使用に向いており、キャンプなどのアウトドアで使用する方も多くいます。

風量が強いとファンの音が大きくなりがちですが、野外での使用ならあまり音が気にならない、といった口コミが多いのも特徴です。気になる方は静音設計のモデルを選ぶか、羽根が大きいほど風量が強くなるため、羽根の大きさもチェックしてください。

マキタの扇風機は取っ手付きで、片手で持ち運びもしやすいコンパクトサイズです。幅・高さ30cm以内で、バッグに入るサイズのモデルもあります。

かさばらず軽量なので、アウトドアでの使用時も、場所を変えるごとに手軽に移動させられます。フックが付いているモデルは車中に引っ掛けても使用可能で、場所を選ばず使用できるのがメリットです。

マキタの扇風機は、自動首振り機能を搭載したモデルもあります。左右90°の首振りで、広い範囲に風を送りたいときや、複数人で風にあたりたいときにおすすめです。手動で首を上下に動かせて、角度は135°まで調整可能です。真上に風を送ってサーキュレーターとしても使えます。

魅力的なマキタの扇風機ですが、「壊れやすい」などの評価もあります。そこで以下で実際に使用した方の「いい口コミ」「悪い口コミ」どちらも紹介しますので、こちらもチェックして購入を検討してください。

実は、たった2つのポイントを意識するだけで扇風機選びを失敗する確率がグッと下がります。

その2つのポイントとは、

①使えるバッテリーの種類を確認する

②羽根径を選ぶ

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に、

• 失敗しないマキタの扇風機

に行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

マキタの扇風機はマキタのバッテリーを接続して使いますが、そのバッテリーが電圧の違いで3種類あります。

マキタの扇風機は、羽根径も3パターンにわかれます。

⏬羽根径18cm

• CF100DZ(10.8V)
• CF101DZ(10.8V)
• CF102DZ(14.4V)

⏬羽根径23cm

• CF202DZ(10.8V)
• CF203DZ(14.4V)
• CF001GZ(36V)

⏬羽根径33cm

• CF300DZ(14.4V)
• CF301DZ(14.4V))
• CF002GZ(36V)

扇風機は構造上、羽が大きいほど風量も大きくなります。

1. バッテリーを合わせる
2. 利用シーンに合わせて羽根径を選ぶ

この手順で選んでいけば、マキタの扇風機で何を選ぶべきかは、自動的に決まってくるはずです。

他に気にすべき項目があるのではないか

と不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、扇風機購入者421名が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目を見てみましょう。

最も後悔が多い項目は「静音性」となりました。「寝ているときに扇風機の音で起きることがある」などの声が届きました。

静音性に関する後悔の声がたくさん届いたので、以下に一部抜粋してまとめました。購入前の皆さんは同じ思いをしないよう気をつけましょう。

静音性の解説を再度確認したい方は、もう一度選び方①に戻りましょう。

マキタの扇風機はお手入れが大変です。

どういうことかというと、マキタの扇風機は取扱説明書上では「拭き取り掃除」にのみ言及しています。

しかし、形状としてはリビング扇である以上、羽根周りや内側に埃が溜まり、内部も掃除をしたくなりますよね。マキタの扇風機は羽根のガードをワンタッチで外せず、ドライバーでネジを外す必要があります。

簡単にガードが外せないとなると、お手入れをするにも気合を入れなければなりません。マキタを選ぶデメリットの一つなので、あらかじめ把握しておいてください。

AmazonなどのECショップで「マキタ 扇風機」のように検索して探す場合は、落ち着いて確認が必要です。

なぜならマキタのバッテリーが使えるだけの、無名メーカーの類似品がたくさん出回っているため。

⏬マキタ製ではない類似商品の例

これらはデザインを「マキタっぽく」見せているだけで、マキタとは全く無関係の製品です。

また、マキタのバッテリーが使えるだけで、商品そのものにはバッテリーは付属しておらず、初めての購入の場合はバッテリーを別途手に入れなければ使うことさえ出来ないものも多々あります。

この記事を読んだ方だけでもお気をつけください。

アウトドアメーカーの「スノーピーク」とマキタがコラボした扇風機、「MKT-102」も人気のモデルの1つです。原型はマキタの扇風機で、本体カラーがスノーピークカラーとなった製品です。

原型となっているのは「CF102DZ」で、軽量・コンパクトさで、マキタの扇風機の中でも特に人気が高いです。

そのため、スノーピークコラボの「MKT-102」とマキタ「CF102DZ」大きな違いはデザインのみです。他のコラボ品も同じで、バッテリーはマキタ製が使用できます。

マキタのバッテリーはそれなりに高額なため、買い足すときに互換バッテリーに目がいく人も多いですよね。

結論、互換バッテリーはおすすめしません。なぜなら爆発・火災事故が定期的に起こっているためです。

マキタの互換バッテリーでの事故は年々増加しており、SNSでもトラブルになった投稿は定期的に投稿されています。工場が全焼したYouTuberも記憶に新しいです。

また、安い偽物も出回っているため、多少高額だと思っても信頼できる販売店で純正品を購入してください。

羽根の枚数は風の質を左右します。羽根の枚数が少ないほど強力で直接的な風になり、多いほど肌にやさしい快適な風になります。

安いモデルは3枚羽根がほとんどで、風の心地よさの点ではいまいちです。おすすめなのは、3枚羽根と7枚羽根の間の5枚羽根モデルです。

7枚羽根のモデルはやわらかい風を堪能できますが、稼働中の音が大きい傾向にあります。音を静かにしたい方は、羽根の枚数も意識してくださいね。なお、マキタの扇風機は基本3枚羽根になります。

扇風機の静音性を意識する際、盲点となりやすいのが首振り音です。使ってみて初めて、首振り時のヒンジからカタカタ音がする場合があります。

ただ、メーカーに問い合わせをしても故障でなければ「仕様です」と言われる場合が多いです。

特に価格の低い商品で発生する場合が多いので、購入前に首振り時の音に関する口コミがないか確認するのが安心ですよ。

タイマー機能付きなら、就寝時や起床時に合わせて電源を切ったり稼働したりするので大変便利です。マキタの扇風機にも、ほとんどのモデルにタイマー機能が搭載されています。

切タイマーは電源の消し忘れを防げるので、就寝時に時間設定でOFFになるようにセットするだけで安心できます。

入タイマーは1・2・4・6時間で設定されているモデルが多く、起床する時間の少し前にセットすれば、活動前に部屋を涼しくしておくことができます。

マキタでは展開されていませんが、扇風機の中には空気清浄機と一体型になっているモデルがあります。羽根なし扇風機で人気なダイソンに該当する商品があります。

見た目がスタイリッシュでお手入れも比較的楽ちんと、性能面でも優れている点が多いです。

空気清浄機の導入を検討されていた方は、ダイソンの扇風機を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

こちらもマキタでは展開されていませんが、扇風機には温風を出してくれるホットアンドクールというタイプがあります。1年中使えるので、扇風機を収納してストーブを出すなどの手間が省けます。

以下の記事ではホットアンドクールの扇風機の選び方とおすすめ商品を紹介しています。気になった方はぜひチェックしてみてください。

近年、Wi-Fi対応扇風機が増えています。筆頭はダイソンの羽なし扇風機で、最新モデルは基本的にすべてWi-Fi対応でアプリで操作が可能です。

他にも、スマート扇風機など新しいジャンルの商品も増えています。スマートスピーカーと連携させれば声で操作可能なので、風量を変えるときの面倒さを解消できますよ。

扇風機が動かなくなった時は、まずは故障なのかを確認しましょう。

• 一度スイッチを切ってみる
• バッテリーを充電してみるか交換してみる
• 本体が熱くなっている時は冷ましてみる

それでも改善しないときは、販売店かマキタの営業所に修理を依頼しましょう。購入してから1年以内なら無償期間となります。自分で修理するのは症状が悪化し、修理が不可能になってしまう場合もあるので、メーカーに依頼するのがおすすめです。

マキタの扇風機のバッテリーは18Vですが、連続使用時間がどれくらいなのかも気になりますよね。マキタの18Vバッテリーを搭載した機種は複数あり、弱で使用した際の連続使用時間は「BL1860B」は約19時間、「BL1830B」は約10時間と機種によっても変わります。

また使用モードでも連続使用時間は変わり、強で使用した場合の連続使用時間は4～7時間です。ご自身の使用目的により、18Vのバッテリーを搭載した機種の中でも長持ちするものを選んだり、予備の充電バッテリーの購入も検討したりするなど考えてみてください。

マキタの扇風機は家庭での使用はもちろん、キャンプや車中にも便利な製品です。バッテリー充電式で持ち運びしやすく、小型なのにパワフルな風量が魅力です。ぜひ今回の記事を参考にして、マキタの扇風機で暑い夏も快適に過ごしましょう！