扇風機の修理の値段はどれくらい？首振りが壊れたときの修理代は？持ち込みも

夏を快適に過ごすには欠かせない扇風機。扇風機はほか他の家電よりも寿命は長く、人によっては「10年以上使ってる...」なんて方もいますよね。ただ、長く使っていると「ボタンが反応しない」「首振りがスムーズにいかない」「羽根が回らない」など調子が悪くなってきます。

自身で修理する方もいますが、故障の原因が内部の基盤やモーターの場合セルフ修理は難しく、メーカーに依頼して修理してもらう方が安全です。修理費用はおおよそ4,000円～10,000円程度かかります。

とはいえメーカーや症状によっても修理費用はさまざまです。場合によっては買い替えた方がいい場合もあります。今回は、扇風機の持ち込みを含めた修理費用の目安を症状別と、買い替えにおすすめの山善などの最新扇風機を紹介していきます。

※東芝公式WEBの修理費用の目安を参考にしました

上記の表は東芝の公式サイトを参考にして、扇風機の修理代をわかりやすくまとめました。電源が入らない場合や、羽が回らなかったり首振りしないなど、扇風機の故障の原因で多いものを取り上げています。参考にしてみてください。

扇風機の故障によっては自分で修理できることもあります。羽根の交換やリモコンなどは修理可能な場合もあります。ですが、基盤やモーターなどは詳しい知識が必要な場合もあります。まずはこちらの説明を読んで、知識を深めてみましょう。

扇風機の羽根が故障して、回らなくなることがあります。この症状はメーカーに修理を依頼しなくても、自分で修理が可能です。扇風機のフロントカバーやモーターカバーを外して、モーターの部品に付着している汚れを落としましょう。

きれいなモーター部品に油を差せば、スムーズに羽根が回るようになります。油がない状態で無理に羽根を回すとコンデンサーに負荷がかかり、故障の原因にもなります。リモコンのボタンを押しても、送信部が点灯しなければ故障の可能性が高いです。さらに電池を交換しても使用できない場合は、修理が必要です。

扇風機を使用していると経年劣化によって、止まりそうになりながら動いたり、完全停止したりします。また、基盤やモーターに搭載されているコンデンサーを交換しても動作しない場合があります。

モーターや基盤に原因がある場合は、専門知識が必要です。したがって、扇風機の内部については修理が難しいので、もし修理する場合はメーカーに任せた方がいいです。それぞれのメーカーによって修理代が異なるため、費用などをメーカーに問い合わせることをおすすめします。

扇風機の修理はメーカーによっても異なりますが、ある程度の費用が必要です。扇風機は修理するよりも、家電量販店やインターネット通販などで購入する方が、出費を抑えられる場合もあります。メーカーや搭載されている機能などによって価格は異なりますが、安いものは2,000円台から購入ができます。

また、扇風機の修理には、時間もかかることもあるので間に合わせで購入するのもおすすめです。ただし収納スペースがない場合には邪魔になってしまうので、事前にどこに置くのか確認しておきましょう。

夏に使用頻度が高い扇風機は、10年以上使用しているものは、火災が起こりやすくなります。古い扇風機を使用中に火事になり、死亡事故も起きているので注意が必要です。特に古い扇風機の見た目は問題がなくても、内部で経年劣化が進んでいる場合があります。

扇風機内部にあるコンデンサーやモーターが劣化することで、火災事故が発生することが多くあります。最も多いのは、コンデンサーという電気部品から発火する事故です。古いモデルは、可燃性物質が入っているため、異常があれば火災が起こりうるので注意してください。

そのため、自宅にある古い扇風機が故障した場合は、修理よりも買い替えの方がおすすめです。また、長期使用の扇風機で嫌なにおいや、異常音を察知したら使用中止してください。その際はリコール情報サイトなどを確認したり、メーカなどに問い合わせをするようにしましょう。

古い扇風機が故障した際に、自治体のゴミ回収で処分する方法があります。扇風機を自治体で回収してもらう場合は、ほとんど粗大ごみとして分類されます。予約が必要になるため、自治体で予約をしてください。予約後、粗大ごみ処理券をコンビニ等で購入して、扇風機の目立つ場所へ貼り付けましょう。

その後は粗大ごみの収集日に、扇風機を指定の回収場所へ置きに行きましょう。扇風機の処分は、回収してもらうだけなので簡単です。また、事前に自治体のホームページで、粗大ごみ処理券の値段を確認して購入するといいです。

粗大ごみ処理券は約200円～500円ほどで購入しますが、それ以外の費用は無料で回収してくれるので、おすすめです。

夏に涼を与えてくれる扇風機ですが、長持ちさせたいならお手入れが必須です。長年扇風機を使用する場合もありますが、定期的のお手入れをおすすめします。お手入れをしないとカビが生えたり、ほこりで発火することがあるので注意してください。

扇風機を掃除する前に、ほこりが落ちたりするので、周囲に新聞紙などを敷いておきましょう。説明書を見ながら前カバーや、後ろカバーなどを外したら、ドライシートや掃除機でほこりを取ります。その後水洗いもしくは、スポンジで中性洗剤を使用して洗いましょう。

洗った部品は、きれいな布などで拭きとって乾燥させてください。最後に部品を元の扇風機の形に戻してお手入れ終了です。

ここまで夏を快適にしてくれる扇風機の故障について、説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。今回の記事は、扇風機の故障やおすすめ商品だけではなく、長持ちさせるお手入れ方法まで網羅しています。ぜひ扇風機が故障した場合、参考にしてみてください。