【2023年】電池式扇風機おすすめランキング｜乾電池でキャンプ・災害時に

キャンプやバーベキューなど、アウトドアで大活躍する電池で動く扇風機。近年ハンディタイプが人気の中心ですが、気になるのはバッテリーの持ちですよね。そこで乾電池タイプなら、バッテリーより長時間で、リチウムイオンバッテリーよりも長持ちします。

電池式扇風機は、各メーカーからさまざまな機能が搭載されたモデルが発売されています。しかし、どれを選べばいいか悩む方も多いですよね。

そこで本記事では、電池式扇風機の特徴や選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の最後には、電池式扇風機が買える場所や、アウトドアでの活用法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

☆この記事を読めば乾電池式の小型扇風機が簡単に選べます！

長時間使用に適しているのは電池式です。充電式よりも持ちがよく、予備の乾電池を使えば連続使用できます。乾電池はコンビニでも売っていて手に入りやすく、電池切れの心配をしなくてもいいのもメリットです。

充電式は再度充電する必要があり、屋外では電源の確保が難しいです。キャンプのようなアウトドアで使うのであれば、電池式扇風機を選びましょう。

電池式扇風機は、災害時に緊急で必要になったときも役立ちます。災害で停電した場合、充電式は充電できません。災害時に備えてあらかじめ充電しておいても放電するため、緊急時での使用には不向きです。電池式は乾電池をセットするだけで使えます。

ただし、乾電池を入れたままにするのは液漏れの原因になり危険です。故障して使えなくなる恐れもあるので、扇風機を使用しないときは乾電池を必ず抜いておきましょう。

小型でも扇風機を動かすためには、乾電池は単三で2〜4本消費します。

100円ショップにあるような、子供用のほんの小型扇風機でも単三2本使用するため、卓上サイズだと4本必要な製品も珍しくはありません。

乾電池は3〜4本になるとある程度重量も出てくるため、大きさが上がるほどバッテリータイプより重くなりがちな点は留意するべきです。

電池式扇風機は、乾電池を複数入れる設計のものが多く、バッテリー内蔵の充電式より大きくなるのがデメリットです。想像よりサイズが大きく使いにくい場合もあるため、購入の際に必ずサイズを確認してください。

アウトドアで長時間使用する際は、予備の電池も必要なので荷物が増えるのも考慮しましょう。

乾電池式の扇風機が何時間もつかは、使用する電池の本数・種類・製品・風量による違いはありますが、単3を4本使うタイプで、弱のとき約7時間、強では約3時間程度が目安です。

ただし、電池残量は少なくなるとパワーも落ちるため、実際に涼しく感じられるのは目安よりも短くなります。はっきりとした持続時間を確認したい方は説明書をチェックしましょう。

ハンディタイプは、電車や徒歩での移動中に使えるので、持ち運んで使いたい方におすすめです。ただし、手に持つ必要があり片手が塞がるため、作業中の使用には向きません。ハンディタイプを選ぶときは、持ち運びやすさを重視しましょう。

オフィスやディスクでの使用には、小型卓上タイプがおすすめです。クリップを使ってモニターアームや机の端に設置できるモデルもあります。置く場所を選ばず、作業スペースを広く取れるのが魅力です。

小型卓上タイプは、据え置きより風量が弱く、ハンディ・首掛けより風量が強いので、据え置きだと体が冷えすぎる方にもおすすめです。風量調節ができるモデルも多数あります。

乾電池式の扇風機を調査するうちに、

• クリップ式扇風機
• 首かけ式扇風機

は発売している商品数・種類が少なめな傾向があることがわかりました。おそらくどちらも乾電池を挿入するだけの重みがネックになっていると考えられます。

上記タイプを検討したい場合は、USB充電式、あるいはバッテリーなしのUSB給電式も選択肢としてください。

乾電池式の扇風機を狙うなら、100円ショップにも商品があります。

ダイソー参考例） ハンディ扇風機（電池式、ウサギ）｜単三2本

送料もかかるしWEBでわざわざ取り寄せするほどでもないな…、と思うなら、お近くの100円ショップにも足を運んでみてください。

実は、たった3つのポイントを意識するだけで、ハンディ・小型扇風機選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①デザインが気にいるものを

②乾電池のみかUSBと併用できるか確認

③信頼できる販売店を選ぶ

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

ハンディや小型扇風機はデザイン重視もOK！

電池式扇風機に多いハンディや小型扇風機って、似たような商品がたくさんあるけど、何が違うの…？と思いますよね。結論、性能面での違いはあまりありません。

ハンディや小型扇風機のほとんどが、電源ON/OFF何段階かの風量調節のみの操作で完結するため、性能面で差別化は難しいです。

そのため、性能というよりかは、

・気に入る見た目か

・折り曲げて置き型になるといった使い勝手

このような点を重視して選んでください。

「乾電池のみ対応」「乾電池・USB給電併用」の2パターンあり

乾電池式扇風機の中でも、USBポートが搭載されていて、モバイルバッテリーなどで給電しながら使用可能な商品もあります。

普段使いはモバイルバッテリー、緊急時や長時間使用時は乾電池、のように場合によって使い分けもできるため、併用タイプは一つあると便利です。

ハンディ扇風機や小型扇風機の給電ポートは、

• USB-TypeB
• USB-TypeC

の2通りの商品が販売されています。最近のスマートフォンはほぼ全てUSB-TypeCに切り替わっているため、スマートフォンのモバイルバッテリーを使用したいなら、USB-TypeCタイプを探してください。

そもそもハンディや小型扇風機は海外製商品が多い！

ハンディや小型扇風機は1,500〜5,000円がボリュームゾーンの電化製品で、家電製品としては安い部類です。中国をはじめとした海外メーカー製品も多く販売されており、日本メーカー製品の割合は少ないです。

実は乾電池の規格は世界基準で統一されており、乾電池式だから国内で作られた商品とも限りません。中には輸入品も存在します。

すると、「すぐに故障してしまった」「紹介ページにある性能に満たない商品だった」といったトラブルが起こる場合がありますよね。そのため、

• 日本のメーカーやブランド
• 日本の販売代理店

上記に当てはまるショップか確認し、万が一のトラブルの際に交換対応といったサポートがすぐに受けられそうか、必ずチェックしてください。

ここまで読んだ方の中には、よくわからない海外メーカー製の乾電池扇風機よりも、やっぱり国内メーカーの商品がいい！と思った方もいますよね。

国内メーカーなら以下がおすすめです。

• ドウシシャ
• パナソニック
• アイリスオーヤマ

どちらも信頼できる日本の会社で、万が一のサポートも万全。また、一部商品はECサイトのみならず一般的な家電量販店でも取り扱いがあります。

小型扇風機の静音性のチェックは口コミで

小型扇風機は静かな空間や狭い空間で使用するには、音が気になる場合があります。

• モーター音
• 風切り音

このどちらも、自分の近くで使用するためなおさら気になってしまう方が多いです。静音性に関する表示はパッケージ上ない商品も多いため、気にしてしまいそうなら口コミを参考にしてください。

商品によっては、静音性の表示(dB)のある商品もあります。ちなみに、静かな図書館で40dBが一つの基準です。

ちなみに、モーター自体の種類としても「ACモーター」よりも「DCモーター」と呼ばれるモーターの方が比較的静かです。小型商品にもDCモーター搭載品は多く基準の一つになります。

風量の強さも口コミに頼るべき

小型扇風機の風量の強さも、見た目だけではわかりにくいです。多くの製品は「弱・中・強」といった段階設定ができるものの、実際の風力はわかりにくいですよね。

特に、身の回りに置いてどこまで風が届くかといった点は、口コミでチェックするべきです。

ハンディ扇風機を赤ちゃんに使ったり子供に持たせたりする場合は、羽なしや羽が柔らかい素材でできているものを選びましょう。

ハンディタイプや首掛けタイプの場合、位置によっては髪の毛を巻き込んでしまう可能性がありますので、巻き込み防止機能の有無も確認しておくと安心です。

クーラーが効いた涼しい部屋であれば風力が低くても涼しく感じます。しかし屋外で使用する際は風力が強くても生暖かい風しかこないので涼しく感じられません。涼しさを重視して選びたい場合は、ミスト機能がおすすめです。野外フェスやスポーツ観戦に活躍してくれます。

暗い場所や夜間にハンディ扇風機を使用する際は、ライト機能があると便利です。LEDライトを搭載したモデルは、明るいので小さくても明るく見えます。ライトに色がついたものは、野外フェスやイベント時におすすめ。停電時にも役立つのであって損はない機能です。

アロマオイルを入れて香り付きの風を楽しめるものもあります。寝るときに、好きな香りやリラックス効果のあるアロマを使えば眠りの質が高まりますね。

アロマの香りをファンで効率的に周囲に広げられるので、キャンプやアウトドアには虫よけ効果のあるアロマを使ったりするのもおすすめです。用途に合わせて香りや効果を使い分けできます。

急に扇風機が必要になったときは100均で購入するのがおすすめです。100均で販売されているのは主にハンディタイプのミニ扇風機ですが、中には100円ではなく数百円と少し高価なものもあります。ただし、機能が充実しておりコスパは高めです。

ただし、耐久性はあまり信頼できませんが、店舗数が多く購入しやすいのが魅力と言えます。

値引きに期待できるヤマダ電機は、メジャーな商品を多く揃えているので、大手メーカーの商品を安く購入したい方におすすめです。しかし、店舗によってはスタッフが少なく商品の説明を細かく受けるには待ち時間ができる場合もあります。

購入したい商品についてあらかじめ知識があり、実物を確認したい方にはおすすめです。

ヨドバシカメラは都心型の家電量販店で、アクセスがいい場所に多いです。取り扱い商品の種類が多く在庫数も確保しているので、ニッチな商品や他の家電量販店で売り切れだった商品が購入できる可能性も。

専門スタッフが商品の説明を丁寧にしてくれるため、まだ購入する商品が決まっていない場合におすすめの家電量販店です。

電池式扇風機は、熱中症予防以外にも活用方法があります。とくに、キャンプのようなアウトドアでは下記のような用途に使えて非常に便利です。

• 焚き火の火起こし
• テント内の空気循環
• 虫除け

扇風機は羽の後ろにある空気を前に押し出す仕組みで、テントの外に向けて使用すると、テント内の熱がこもった空気を外へ逃せます。日中はテントの中はサウナのような暑さになるため、直接体に当てるより効果的です。

扇風機の裏側にハッカ油を染み込ませたコットンを固定すると、ハッカの匂いが広がり虫を寄せ付けません。ただし、ハッカ油は引火しやすいため、モーター部分に固定したり、火の近くで使用したりしないよう注意してください。

乾電池があればどこでも使える電池式扇風機は、アウトドアに最適です。1台でさまざまな活用方法があり、日常生活・通勤・通学・屋外での作業中などで活躍します。ぜひ電池式扇風機を手に入れて、暑い夏を快適に過ごしましょう。