扇風機のリモコンをなくした！汎用品や代用アプリを紹介｜ユアサ対応はある？

普段なにげなく使っているリモコンですが、なくしたときは非常に不便ですよね。特に、サイズがコンパクトな扇風機のリモコンは失くしやすいものの1つです。扇風機を片付けるとき一緒にしまったはずなのに、リモコンだけが行方不明になるときもあります。

また、リモコンはあっても作動しない場合もありますよね。電池を交換しても作動しない場合は故障の可能性が高いです。中には代用可能なリモコンだけ買い替えたい人もいます。

本記事では、各メーカーのリモコンの金額や購入方法、さまざまなメーカーの扇風機に使える汎用リモコンを紹介します。ダイソン扇風機のようにリモコンなしで操作できる方法やリモコンが作動しないときの対処方法のほか、リモコンアプリ、リモコン付き扇風機おすすめランキングについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

リモコンが反応しない時、リモコンに問題があるのか扇風機に問題があるのかを簡単に特定する方法があります。ここでは、リモコンが反応しないときに確認しておきたい手順について以下にまとめています。

扇風機のリモコンが反応しない場合、電池を入れ替えると直る場合もあります。電池の寿命は約1年です。電池を交換してもリモコンが作動しない場合は故障も考えられるので、その場合は以下の方法もお試しください。

リモコンの電池交換の方法は、使用している電池の種類によって異なります。一般的なのは、コイン電池を使用しているタイプです。電池ホルダーをスライドして電池を出し入れします。つめを押しながら下に引き出すように電池ホルダーを取り出し、リチウム電池を入れ替えてセットしましょう。

次に、乾電池を使用しているタイプです。このタイプのリモコンには、背面に蓋がついているものが多いです。つめを押して蓋を外してから、向きを確認して電池を入れ替えましょう。

細かな仕様は製品によって違ってくるため、詳しくは取り扱い説明書を参照してください。

電池を新しいものに交換してもリモコンが反応しない場合は、スマホやデジタルカメラのレンズを通してリモコンの赤外線送信部を確認してみましょう。肉眼では見えない送信部の赤い光を確認できます。ただし、機種によっては確認できない場合もあります。

レンズを通して赤外線の発光を確認できる場合、扇風機の受光部に問題があるかもしれません。受光部がほこりで汚れていないかチェックしましょう。電池交換後であるにも関わらずレンズを通して赤外線の発光を確認できない場合は、リモコンが壊れています。

リモコンは「修理」の概念がほとんどありません。電化製品でリモコンが故障した場合は「買い替え」の対応になります。以下では、リモコンを買い替えるときの方法について解説します。

TOSHIBAの扇風機は基本的にリモコン付きのモデルが多いため、型番を間違えないよう公式サイトで確認しましょう。型番によってはAmazonや楽天などのネットショッピングでも購入できます。それ以外では、お近くの東芝ストアーか家電量販店で取り寄せるのも1つの手段です。

YAMAZENの家電は安価で有名ですが、扇風機のラインナップが多いのも特徴です。YAMAZENでは自社製品専用のリモコンの直販は行っていません。そのため購入店もしくはお近くの家電量販店やホームセンターでの取り寄せ対応となります。

※山善はECサイト経由での自社製品用のリモコン取り寄せは対応しておりません。汎用リモコンの取扱いのみです(後述で紹介)。

扇風機をはじめ、こたつ・加湿器・トースターといったくらし家電を豊富に取り扱うYUASAでも、リモコン付きの扇風機が発売されています。公式通販サイトでは扇風機の羽やネジを取り扱っているものの、リモコンは販売されていません。後述する汎用リモコンでもYUASA製品は対応機種に入っていないため、まずは取り寄せ可能かをカスタマーサポートに問い合わせてください。

※YUASAはECサイト経由での自社製品用のリモコン取り寄せは対応しておりません。カスタマーサポートもしくは販売店に問い合わせてください。ただし、YUASAによる部品の保有期間は製造から8年です。

日立が取り扱っている扇風機のリモコンは、家電量販店や日立の公式ネットショップで購入できます。ただし、パーツの保有年数は生産終了後10年なので、保有期間が過ぎたリモコンに関しては取り扱いがなくなります。日立の扇風機をお持ちの方は、下記のリンクを確認しましょう。

SHARPの扇風機のリモコンはシャープオンラインストアから購入できます。また、家電量販電や扇風機を購入した店舗で型番を伝えて、取り寄せてもらうのも1つの方法です。ネットでお探しの場合はAmazon・楽天・リモコンショップでの取り扱いがあるため、型番で検索してください。

Panasonic扇風機のリモコンを探す場合は、Panasonicのオンラインストアから品番・型番で検索し、購入できます。配送には少し時間がかかるため、お急ぎの方はAmazonや楽天などのネットショッピングと比べて自分に合った購入方法を選びましょう。

三菱電機では直販を行っていないため、型番を確認して販売店やお近くの家電量販店での取り寄せになります。また、Amazon・楽天・リモコンショップなどのネットショップで取り扱っている場合があるので、お好みの方法で購入してください。

扇風機のメーカー次第では、Amazonや楽天で販売している汎用リモコンを使用できる場合があります。メーカーの純正品が高価な場合や入荷までに時間がかかるときは、汎用リモコンが扇風機のメーカーや型番に対応しているか確認してから購入しましょう。

汎用リモコンを購入する際は、YAMAZENやオーム電機などの大手メーカーのモデルを選ぶのがおすすめです。

最近はリモコンを使わずに遠隔操作できるアイテムも増えており、外にいてもスマホで家電のON・OFFができます。お持ちの扇風機がダイソンなら、アプリで簡単に設定できるのでおすすめです。

ダイソンの扇風機の中にはDysonLinkアプリを使ってスマホから基本的な操作ができる便利なタイプもあります。リンク機能は代表的な「Pure Hot+Cool Link」の他、新型機種にも標準装備されています。外出先から電源のON・OFFもでき、洗濯物の乾燥や電源の切り忘れ防止にも役立ちますね。

ただしWi-Fi環境が必須であり、首振り機能・風量調整・タイマーの操作にはリモコンが必要なので留意してください。また基本的には複数台の接続は不可です。「2台接続できた」とのユーザーの声もありますがペアリングが解除される場合もあり、複数台の接続は不安定なようです。

ダイソン扇風機は、リモコンやアプリを使わずに本体で操作可能です。本体の電源ボタンで電源のオン/オフ、電源ボタンの長押しで温度調節できます。長押しすると温度表示は上昇し、上限を超えると再び下降します。設定温度0℃で温風モードから涼風モードに切り替わるので、目的の設定温度になったら長押しを止めて調整完了です。

Wi-Fi対応の扇風機なら、専用アプリをインストールしてスマホで扇風機を操作できます。価格は1万円を超える場合も多いですが、操作性が快適な場合が多く魅力的です。代表的な製品として下にSmartmiの商品を紹介します。

扇風機のリモコンの代わりに家電リモコン(スマートリモコン)+アプリを活用して操作する方法もあります。扇風機だけではなく、テレビやエアコンなどのリモコンを1つにまとめられて便利です。スマートリモコンを導入していない方は、次の4つの条件を整えると利用できます。

• Wi-Fi環境がある
• スマートリモコンがある(商品を購入する)
• 扇風機(登録したい家電)のリモコンがある※手動登録では赤外線をインプットさせるため必要
• 専用アプリのインストール

代表的なスマートリモコンとその操作手順を下に紹介しているので、併せて参考にしてください。

操作手順

1. 「SwitchBot」アプリをスマートフォンにインストール
2. アプリの指示に従いながらWi-Fiの設定を行う※2.4GHzのみ対応
3. 家電を登録する※リモコンの赤外線を手動で登録

扇風機のリモコンをどのメーカーでもコンパクトで使いやすい反面、なくしてしまうリスクもあります。ここでは、リモコンの紛失対策を下に例示しているので参考にしてくださいね。

• 扇風機自体にリモコンを収納できるタイプの製品を購入する
• マグネットでくっつけるタイプにする
• リビングにリモコン置き場を作ってリモコンを集めておく

いずれの方法も、「決まった場所に置くように習慣づける」のが大切です。下に紹介するようなリモコンラックを活用するのも便利です。

扇風機のリモコンをなくすと不便ですよね。なくしたり故障したりしてから買い直すのもいいですが、今回紹介したスマート家電コントローラーがあればリモコンをなくすリスクも低くなります。ぜひ本記事を参考にして、快適に扇風機を使ってください。